アメリカの大学の教科書って見たことありませんか?
まあ、とにかくデカくて分厚いのです。
なんでこんな分厚い教科書買わせるんだろうと日々思ってました。
ということで今日は日本の教科書と比較しながらアメリカの教科書をみていきたいと思います。
目次
日本vs.アメリカ 教科書の”大きさ”は違う?
日本の大学で使う大きめの教科書の多くはB5サイズです。
B5であれば182×257㎜
サイズも比較的小さく持ち運びやすいのが特徴です。
読むだけであれば1日で読むことなんて難しくありません。
対するアメリカの大学の一般的な大きめの教科書は8.5×11インチで、ミリメートルに直すと、約216×279㎜となります。
あれ?
と思う方がいらっしゃると思いますが、サイズで言えば日本の大学の大きめな教科書とそこまで大差はありません。
それでも日本のものよりは大きいです。
日本vs.アメリカ 教科書の”厚さ”は違う?
ただ問題は厚さです。
日本の教科書の厚さはせいぜい1㎝-2㎝程度
僕が持っていた教科書は厚いもので、驚異の5㎝です。
これがどれくらいかというと下記の通り。
これは私が実際に使っていたビジネス法律の教科書です。
サイズはそこまで大きくないのですが…
ぶっ分厚い!!
そしてなんと…
この教科書1.2kgもあるのです。
200ページほどの文庫本で100gですから、文庫本の約12倍の重さです。
1教科あたり文庫本12冊分を持ち運ぶということですから、やはり重いです。
日本vs.アメリカ 教科書の”重さ”は違う?
教科書が重すぎるという問題
現在アメリカでは大学だけでなく、中学校・高校でも同様に昔と比べ宿題の量が増え、学生が運ぶ教科書の量が増えているそうです。
特に最近はパソコンを持ち歩くのも当たり前となっているため、さらにカバンが重くなってきています。
高校でもロッカーを使わない学生が多く、一日中カバンを持ち歩いており、カバンもバックパックではなくショルダーバッグの学生も多く、一つの肩への負担が大きいそうです。
これらを問題とし、米国小児科学会がアメリカの教育業界に疑問を投げかけています。
実際、州の条例として教科書の重さを制限する法案を提出するものの結果として2州しか可決されなかったそう。
教科書重すぎる問題の解決策は?
持ち運ばない
解決策はなんといっても物理的に教科書を持ち運びしないようにすること。
予習の段階である程度のポイントを押さえ、極力教科書を持ち歩かない。
ただし、学校で自習する日などは勉強自体ができなくなるので注意が必要です。
電子版を購入する
最近は電子版が増えてきているので進んで購入しましょう。
電子版の方が中古の教科書より安いこと多いので活用しない手はないでしょう。
電子版を作る
とは言っても全部の教科書が電子版対応かといえばそうでもありません。
ハイテクなアメリカでも意外にそこは進んでいません。
であればその日に必要な教科書のページは全て事前にスマホで写メを撮っておきましょう!
そうすればいざ学校で教科書の振り返りが必要になっても、スマホやパソコンへの同期で画像にアクセスできますよね!
まとめ
いかがでしたか?
アメリカ留学したことある人なら一度は経験するこの教科書重い問題
もっとスマートにして欲しいなと素直に感じます。
今後電子版がより増えて、学生の負担がなくなると嬉しいです。