前回(留学するならホームステイ・寮・人暮らし・ルームシェアどれがいいの!?①)に引き続き、今回は留学での一人暮らし、ルームシェアについて語っていきたいと思います。
目次
一人暮らし
留学先のホームステイや寮などで他に同居人がいる場合、充実する反面、ストレスが溜まってしまうこともありますよね。
そこで選択肢として上がるのが、「一人暮らし」。快適な反面、人と接する機会も減ってしまうのも事実です。
一人暮らしをする上でのメリットや気をつけなければならないことをまとめてみました。
総合
〜留学3年目頃からならオススメ!留学に慣れ始めて学校以外のコミュニティに積極的に参加したい人向け!〜
一人暮らしは留学のどのステージにいるかで生活に一番影響が出やすいです。特に留学初期はオススメしません。一緒に住む仲間がいないため、せっかくの留学生活を一人で過ごすことになってしまうので慎重に判断したいところです。
費用
全種類の中で一番高くつきます。食費も光熱費も、WiFiやTVも全て自分で賄う必要があります。特にNYやハワイのように物価も賃料も高い都市では一人で暮らすのにはあまり割に合いません。節約を自ら心がけないと、ただでさえお金がかかる留学生活が経済的に苦しくなってくるかもしれません!
食事
当たり前ですが、自分で用意する必要があります。自炊するかしないかで食費代は大きく変わりますが、自炊したとしても日本と違い食材の量がいちいち大きいので一人暮らし用の料理を作り続けることは簡単ではありません。コストコのようなスーパーで食材を買い占め冷凍保存などしても、同じものを毎日食べることになると結構ストレスたまります。友達と買い物に行き多くの種類の食材をシェアするなどの工夫が大切になってきます。
自由度
一緒に住む人がいなくなるので、特に縛られることがなく、気楽です。トイレやシャワーの時間を気にする必要もないので自分の時間も守れます。門限を気にすることもなく自由に生活することができます。
充実度
家の外でのコミュニティに参加して入る限りは特に気になりませんが、留学はじめで友達や知り合いが少ない人にはオススメできない理由が「充実度のなさ」です。ルームメートがいるわけでもないので、外で積極的に交流を深めないと息苦しくなって来ます。
プライバシー
逆にプライバシーは守られます。私生活を誰かに干渉されることも、誰かの生活に干渉する必要もないので、非常に気楽です。ただし、ホームステイなどとは違いアパートやマンションの場合は隣の部屋の人などに影響される可能性はあります。日本と違い窓を開けて音楽を大音量で流す人や最悪の場合隣の部屋から夜の営みの音が聞こえてくることもなくはないので注意は必要です。
筆者の体験談
私は留学生活の3年目途中から卒業して帰国するまでの間ホノルルのアパートのStudio(広めのワンルーム)で一人暮らしをしました。家賃は駐車場込み、光熱費別で$950(2018年4月時点で10万円)ほど。
留学生活に慣れて来た頃、ルームシェアを解消することになったため、急遽住む場所を探すことに。時間もあまりなかったため知り合いの持つアパートの一室に一人暮らしすることにしました。
家賃は高かったですが、その分広さは申し分なく、快適でした。その頃にはすでにハワイでの友達も多く、学校以外にも多くのコミュニティに参加していたため、特に寂しさもなかったです。
家に友達を招いて遊んだりできたので、留学生活が慣れてからはとても気楽でしたが、留学はじめで一人暮らしともなると、とても物足りなく感じていたはずです。
どーしても一人暮らしがいいなら留学3年目くらいからがちょうどいいと思いますよ!
ルームシェア
最近になってシェアハウスなどが身近になって来ましたが、昔から海外ドラマや映画を見ると若者同士が同じ屋根の下で共同生活を送っているのを目にするものです。
一見楽しくしているかと思えば喧嘩も絶えない。いかにもドラマらしいものも多いですが実際はどうなのでしょうか。
総合
〜留学のどのステージでもOK!現地のネイティブとの共同生活が楽しめる!〜
「ルームシェア」は私の中ではいちばんのオススメです。せっかく留学に来ているのだから同世代の友達と一緒に生活するのが一番です。
もちろんいいことばかりではありませんが、振り返ってみても「あの時は本当に楽しかったな!」と感じます。
費用
住む家や場所にもよりますが、みんなで割る分一人暮らしと比べると割安です。ホームステイよりも価格的に少し安くなるケースが多いですが、これはルームシェアには食費が入らないので当然です。
食事
基本的に食材は自分で用意しますが、作りすぎた時にはルームメイトともシェアします。休日などはみんなで一緒に料理を楽しむことが多いです。
自由度
ルームシェアといえど、部屋は皆別々の場合が多いため、自由度は高いです。休日や平日の夜などは一緒に行動することも多いですが、忙しいときや一人で行動したいときは素直にその旨を伝えても、「じゃあ、また今度ね!」といった感じにいい意味でドライなので付き合いやすいことが多いです。
充実度
とにかく楽しいです!「フレンズ」の動画などのようにまさしく「喜怒哀楽」があります。いいことも、そうでないことも含めて、留学生活の良き思い出となります。
プライバシー
一人暮らしとまではいきませんが、寮などと違い元々自分の気があう友達とルームシェアを始めることも多いため、そもそもそれほどストレスになる生活にはなりません。友達といえど、やはり境界線は必要ですが、アメリカ人はそういう意味でも付き合いやすいです。
筆者の経験談
私の場合は、なぜか元々友達だったアメリカ人の軍人とのルームシェアが多かったため、彼らと(その内一人の彼女と)アパートの3LDKを賃貸しました。費用としては600ドルほどでそのうちの一部屋を私も借りました。みんなすでに家具を持っていたため、みんなの家具を寄せ集めリビングなどに置きました。
みんなで映画を見たり、ピザ食べたり、ペイントボールをしたり、ブルーエンジェルスを見たり、米軍基地に食材や家具を買いに行ったり、たまに喧嘩したり、全てが良い思い出です。
「フレンズ」の世界はドラマだけでなく、現実にも起こり得ると思います。
まとめ
二字記事にわたってご紹介した留学生活での暮らし方。いかがでしたか?
これらの評価はもちろん私の偏見と独断、いや、私の経験に基づいているため、どれが本当に合うかは人それぞれです。
ただし、一つ共通して言えることはせっかくの留学ですから、異国の人々と共同生活をすることで、自分なりの「ドラマ」を経験するのが良いでしょう!
これから留学を考えている人やすでに留学をしている人も是非ご参考ください!