プロフィールにも記載してますが、実は私日本の大学を中退しています。
日本で「国際派」と言われて真っ先に思い浮かべるであろう私大にいき、1年ちょっとで中退しています。
日本とアメリカ両方の大学を経験しているからこそ見えるものも今となってはあります。
学生時代の僕が日本の大学からアメリカの大学に進学するまでに至った理由を振り返りたいと思います。
まずは留学までの経緯
まず僕は東京の公立高校から一般受験をして大学に進学しています。その時からすでに海外の大学へ進学したい気持ちがありましたが、結局は日本の大学を選びました。
その後大学生活を楽しんではいたのですが、1年生の時に当時付き合っていた同じ学科の彼女に振られ、大学生活を見直すことに。
その結果として今後の自分の将来を見つめなおした結果「留学」という2文字が残りました。
そして、ハワイ大学への進学を決意したのです。
理由その1 とにかく逃げたかったから
彼女に振られ、大学生活が一変した僕は、とにかくその気まずさから逃げ出したかったのです。
「海外の大学に進学する理由とは直接的に関係ないでしょ。」
と思うかもしれませんが、結構こうゆう人多かった気がします。
つまり、日本での生活で何かしらのダメージを受け、とにかくその場から逃げ出したくて海外逃亡した人。
「海外逃亡」と言ってしまうと大げさに聞こえますが、何も大罪を犯して海外へ逃げる人ばかりではありません。
僕のように振られただけで、海外に逃げたくなるような人もいるのです。
今考えるとかなりアホらしい理由ですが、当時の僕にとっては大真面目な理由でした。
ただし、それがあったからこそ留学を決意できたので、当時の彼女には感謝しかありません。笑
理由その2 全てを変えたかったから
人間逃げてばかりではもちろんダメなわけです。
上記の「逃げたい」という思いは理由というよりも「きっかけ」という方が正しいのかもしれませんが、それ以上に僕には自分の環境を変えたいという思いがありました。
リスクを負ってでも自分のやりたいことを叶えられるように、とにかく行動したくなったのです。
ただ平凡な毎日を送るのではなく、若いうちに失敗してもいいからチャレンジしてみたいと思ったのです。
その答えの一つが、「留学」だとその時の僕は感じました。
そして今思うと、留学を決断して正解だったと思います。
人間いきなり変わろうと思っていてもすぐには変われません。
ただ、留学することで本当に刺激的な毎日を送ることができます。
その中で新しい日々が過去の自分を上書きしてくれるような錯覚に陥るのです。
そうすると自然と自信が生まれてきて、
「あれ、自分変われるかも!」
って思い出すんですよね。不思議と。
日本にいたままではそこまでの気持ちの変化を持ってなかったか、持てたとしてもかなりの時間がかかった気がします。
だから、正解だったと思うのです。
理由その3 大学の授業がつまらなかったから
僕個人的な話かもしれませんが、とにかく授業がつまらなかったです。
教授も淡々と授業を進めるだけで、学生も居眠りをしている。
テスト直前だけ試験勉強のために勉強をする。
そんな風景をイビツに思っていました。
日本の大学で学部を容易に変えられない点も窮屈に感じていました。
10代でまだ将来自分がどんなことをしていくのかもわからないような段階での学部選びが学生の勉強に対するモチベーションを下げているようにも感じます。
ハワイ大学に行ってからは1・2年次の一般教養でいろんなことを学び、ビジネスの面白さに気づけたことが、勉強へのモチベーションにもつながりました。
授業も少人数制が当たり前で、授業中も教授と生徒のやりとりが多い。
そんな授業スタイルが、留学している自分にとっては合っていたのかもしれません。
理由その4 より外の世界が見てみたかったから
昔から憧れていたアメリカ。
幼少期に育ったからか、アメリカ人の友人と触れ合ってからか、理由はわかりません。
アメリカは日本とは違い「自由」のイメージが強く、皆のびのびとやりたいことをやっている印象が当時の僕にはありました。
「せっかくの人生だからもっと刺激が欲しい!」
「いろんな経験がしてみたい!」
そう思った自分はアメリカに行けば、また日本とは違う何か新しい世界が見えるのではないかと思っていました。
結果としては思った通りでした。
日本が悪くて、アメリカがいい。
ではなく、日本があって、アメリカもあって、ブラジルや中国もある。
それが世界なんだって、分かるようになったのです。
ありのままの世界を見ることによって、自分の交流関係や考え方、生き方も変わってくるのです。
それが僕の求めていた「自由」だったのかもしれません。
まとめ
留学の理由は人それぞれだと思います。
ただ、結構皆共通点があるような気もします。
今まで経験してこなかった世界を体験したいという思いは皆心に秘めているものなのかもしれませんね!