何故アメリカではなく、日本での就職を選んだのか?

留学生にとっての悩みの種、就活。

もはや「どこの企業にしようか!?」ではなく、「どこの国にしようか!?」から悩みはじめるのが、留学生の就活です。

今日はそんな悩める留学生だった僕が、アメリカでの就職ではなく、日本での就職を選んだ理由を挙げていきたいと思います!

新卒の特権が欲しかったから

まず、日本では特に新卒入社が優遇される傾向ある知り、単純にその特権を享受したかったのです。

逆にアメリカの企業に就職してから、中途社員として日本の企業に転職するとなるとその恩恵を受けられないと感じたため、「まずは日本で」という思いが強くなっていきました。

ビザに振り回されたくなかったから

アメリカで働くとなると必要となるのは就労ビザ。もちろん、グリーンカードや永住権でも働けますが、結婚しない限り20代には取得することはあまり現実的ではありません。

僕の周りの友人たちも、就労ビザ取得には苦労してました。

企業からの仕事をもらっていたとしても、就労ビザは申請者数が多いため、20%〜30%ほどしか通らない(というよりもはや抽選)と言われていました。

OPTなど大学卒業後に企業で1年ほど就職できるビザもありましたが、当時の僕には中途半端というか、それじゃあまりインターンと変わらない気がして、結局は卒業後すぐに日本で就職しました。

今ビザで悩み、翻弄されるよりは、今やるべきことやって、力をつけてから、またアメリカで就職したくなった時に考えればいいやと当時の僕は考えていました。

ハワイが好き過ぎたから

僕は留学中にハワイが好きになり過ぎて、日本が嫌いになったことがあります。

生活スタイルも、文化も、人もほぼ全てにおいてハワイの方が自分に合っていると感じており、逆に日本のことが嫌いに思えていた時期がありました。

実際は日本が嫌いだったというわけではなく、ハワイが好き過ぎただけなのですが。

ただし、日本人として生まれ育った環境に対してマイナスなイメージを持ち続けるのも嫌なわけで、「まず一旦日本に帰って、別の角度で日本を見てみよう!」と感じたのです。

日本で就職したら大概のことは耐えられると思ったから

これが理由としては一番大きいかもしれません。

日本の企業に就職し、夜遅くまで働いて、休日出勤にサービス残業。

理不尽なこと含め色々過酷な環境で仕事をしていれば、のちにアメリカの企業なんか行ってもまあ、耐えられるんじゃないかと思ったんですよね。

もちろん実際は完全実力主義も大変なわけで、一概にどっちが大変かは言えないですが、少なくとも当時の僕はそう考えていました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

実際サラリーマンとして日本で就職してみて思ったこととしては、結局「自分がやりたいことができているか?」「なりたい自分になれているか?」が最も重要であり、それがアメリカにあるならアメリカだし、日本にあるなら日本だし。

どこにいたってやりたいことをやっていくのがベストな時代なのかもしれません。