実は僕、学生時代にハワイに留学していながら、ヨーロッパで2ヶ月ほどバックパッカーをしていたことがあります。
もはや、「バックパッカー」の定義がよくわかりませんが、バックパック一つで旅行していたので紛れもない「バックパッカー」だったと自負しています。笑
当時貧乏学生時代だった僕がハワイ大学でのアルバイトで稼いだお金で、ヨーロッパを10か国ほど旅できたのも、「Couchsurfing」（日本名: カウチサーフィン)というサイトのおかげです。
今日はバックパッカーの味方、無料で人様のおうちに泊めてもらえる「カウチサーフィン」についてご紹介します。
無料版Airbnb -カウチサーフィンとは？
数年前から何かと話題の民泊。民泊サイト最大手のAirbnbというサイトで、短期間自分の家を他人に「有料」で貸し出すのが特徴。
カウチサーフィンとはそのAirbnbの「無料版」と考えるとわかりやすいです。
もちろん、細かいサイトの仕様は違うものの、ビジネスモデルとしては似たところが多いです。
事前にカウチサーフィンのサイト上で旅先の現地ホストとメッセージでやりとりし、実際現地に行った際に家のリビングや一室に無料で泊めてもらえるというサービスです。
カウチサーフィンで何ができる？
タダで宿泊できる
前述の通り旅先で無料で宿泊できるのがカウチサーフィンの最大の魅力。
旅先のイベント参加で友達ができる
地域ごとにいろんなイベントが開催されています。
「◯◯でハイキングしよう！」「◯◯を一緒に観光しよう！」など旅友達を作れる環境になっています。
参加方法は参加したい人がサイト上のコミュニティに応募し、記載された集合時間・場所に集まるだけです。
カウチサーフィン使ってヨーロッパ10カ国を周ってみた。
僕はハワイ大学に在学中、大学の教授アシストというアルバイトをして貯めたお金で、9カ国一人で旅しました。
イギリス・フランス・スペイン・ポルトガル・イタリア・スイス・ドイツ・ベルギー・オランダへ行ったのですが、ほぼ全ての国でカウチサーフィン使いました。
イギリスで「ブリティッシュビールを飲みながら友達を作ろう」というイベントに参加し現地のイギリス人と仲良くなったり。
そこで出会ったイギリス人に招かれ現地人だけの別のパーティーに行き、帰りに「アビーロード」でビートルズ風の写真撮ったり。
仲良くなった台湾人の留学生とイギリスで「マンマミーア」のミュージカルを観に行ったり。
フランスでグルメなホストにフランス料理をご馳走になりながら、アフリカ人とスペイン人のカップルとリビングで雑魚寝したり。
そこで出会った、スペイン人の男の子のマドリードの実家に泊めてもらい、親戚一同でパーティーを開いてくれたり。
そのパーティーで何を思ったか、「好きなサッカーチームはバルセロナです。」と伝えてしまい、ファンキーなおじいちゃんにむっちゃ睨まれたり。
とにかく思い出を挙げればきりがないです。
僕がAirbnbよりもカウチサーフィンを勧める理由
Airbnbでもカウチサーフィンでもホスト・ゲスト（サーファー）のどちらも経験したことがありますが、バッックパッカーなら断然カウチサーフィンをお勧めします。
やはり「体験色が強い」ことがカウチサーフィンの魅力ではないでしょうか。
Airbnbでも最近イベント体験を押していますが、干渉して欲しくないというゲストも多いため、意味合いとしては「宿泊」の質に重きを置かれています。
実際僕は、カウチサーフィンを使っていなかったら恐らく一人で観光地巡りして写真撮ってうまいもん食って帰る。そんな旅になっていただろうと、今考えると思います。
こんな人にオススメ！
結局どんな人向けにカウチサーフィンをお勧めしたいかというと
・ひとり旅のバックパッカー
・お金のないバックパッカー
・現地の人と積極的に交流したいバックパッカー
・一生の思い出を作りたいバックパッカー
です。
とはいえ女旅には向かない？
レビュー機能があるため、ユーザーの実際の評価が泊まる側・泊める側双方のプロフィールにあるため、ある程度セキュリティというか事前確認は可能です。
ただし、そもそもカウチサーフィンの楽しみは「結局会ってみてこんな人とこんな体験ができた」という所に会って、少しスリリングな体験ができるところにあります。
裏を返せば、女性の一人旅などはあまりオススメできないということです。僕も一人女性をホストしたことありますが、完全別部屋を用意しましたし。大半の人は良心的だと思いますが、みんながみんなちゃんとルールを守るかというとそういうわけではありません。
まとめ
使い方によってはバックパッカーにとって最強のツールになり得る「カウチサーフィン」。
日本人とって馴染みの薄いサイトではありますが、これを利用して旅をすればお金も節約でき、素敵な体験もできます。
特にバックパッカーにとって現地の友達を作りたいけど、なかなかきっかけがない場合には、ぜひカウチサーフィンを使ってみてください！
