ハワイでよくヘルメットを被っていないバイカーを見かけませんか?
テレビなんかでもタレントがバイク乗っている番組がありますが、ヘルメットを被っていない方も多いです。
「これ法律的に大丈夫なの?」って思ったかもしれません。
私もハワイにいた時はバイクに乗っていましたが、必ずヘルメットを着用していただけに、ノーヘルな人を見るととても気になりました。
今日はそんなちょっと変わった(?)ハワイのバイク事情についてご紹介します!
基本的にはノーヘルOK!
ハワイはバイクに乗る時ヘルメットを被らなくても、罰せられることはありません。
自動車事故の情報サイトには、ハワイでのヘルメット着用についての質問が寄せられていて、
「ハワイの法律には二輪車の運転手や同乗者にヘルメット着用を求めるものがあるのか?」
という質問に対し、法律家が、
「はい、ハワイ州の法律では多くの州にあるような一般的なヘルメット着用の法律ほど広義ではありません。18歳以下の運転手や同乗者が着用を義務づけられているだけです。」
と答えています。
ハワイ州の法律には下記の通り記載があります。
「18歳以下の者は州内の高速道路でオートバイやスクーターをヘルメット着用のもと操縦・運転するものとする。」
つまり18歳以上であれば、ヘルメットの着用は必須ではないということです。
実はこう行った法律はハワイ州だけでなく、全米50州のうち実に19州しか、ヘルメット着用を義務付けてないのです。
アメリカの映画でノーヘルのイメージがあるのはこのためかもしれません。
ちなみにヘルメットはいらないけど、ゴーグルやサングラスの着用は必須です。
なんかおかしいですよね。笑
安全のために着用を
とは行ってもやはり着用を促す声は多いです。
米国運輸省道路交通安全局によれば、ヘルメット着用で実に37%も二輪事故による死亡率を減少できるとのこと。
ハワイでも二輪での死亡事故は多く、そのほとんどはヘルメット無着用だそうです。
私もハワイにおいてノーヘル二輪事故で亡くなった知人が複数いました。
今でもヘルメット着用を義務づける法案可決を支持する人は多いですが、実現には至っておりません。
まとめ
ハワイでのバイクは本当に気持ちがよく、どうしても開放的になってしまいます。
だからといってヘルメットを被らない言い訳にはなりません。
楽しみつつも安全第一で、ハワイでのバイクを楽しみましょう!