ラッセンのパズルを36時間やって、思った。「ラッセン」って誰だっけ?

ラッセンのパズルたまたま買ってみて、36時間で完成させました。

そこでふと思ったことが。。。

「ラッセン」ってそもそも何者なんだろう?

アーティストなのはわかるし、イルカや海の絵が多く、芸人にネタにされているのもわかる。

最近よくテレビで出てくる。

でも、それ以外よくわからない…

そんな方へラッセンについて調べてみました。

ラッセンとは?

1956年アメリカ・カリフォルニア州出身

11歳で家族と共にハワイのマウイ島に移り住みました。

マウイの自然の中でも、特に海の魅力惹かれ、少年時代から絵とサーフィンに没頭していました。

彼の作品は海や波とともにイルカの描写を描いているものがほとんどです。

濃い青を基調とし、幻想的な夜の海を表現した作品に魅了された人も多いことでしょう。

マリンアートの先駆けとも言える存在であるラッセンは大好きなアートとサーフィンについてこう語っています。

“The thing about art and surfing is: a wave is like an empty canvas. I try to do something new and different with each; every time,”

アートとサーフィンについて言えることは、波は真っ白なキャンバスのようなものだということ。何か新しく、変わったことに毎回挑戦できるんだ。

出典:Christian Riese Lassen

なんとも波乗りアーティストっぽい発言ですね!

ディズニーとも契約しているため、一般人にも馴染みやすいのがラッセンの作品です。

そんなラッセンの作品は1980年台後半のバブル期に日本で大ブレークし、版画でも高値がつくほどの人気でした。

人々を虜にしたラッセンのアートは、今なお多くの人々に愛されています。

アメリカより日本で人気?

アメリカハワイ発のアーティストなだけにさぞ世界中で有名?

かと思い、Wikipediaの英語版を調べてみましたが、日本語版はあるのに英語版は存在しませんでした。

実際僕も、ラッセン氏のことはハワイ大学在学四年というある程度の期間ハワイに滞在していたものの、実際に彼を知ったのは日本に帰ってからです。

逆に日本に帰ってからは、ラッセンの展示会やテレビでの特集など多く見かけます。

世界中で愛されるというよりも、日本で特に愛されたアーティストと言えるかもしれません。

とは言ってもハワイ時代に何度かお店などで彼のようなタッチの作品を見かけているので、僕が無知なだけだった可能性も大いにあります。

原画の値段は?

版画

版画は同じ絵画を複数刷れるため、同じ作品が出回ります。

ラッセンの版画は限定枚数が設けられており、保証書がつくものもあります。

オークション作品の比較サイト「aucfan」によれば平均価格58,598円です。

もちろんサイズによっても値段はマチマチですが、ヤフオクでは高いもので50万円ほどで落札されているものもありました。

バブル期には数百万円で売られていたこともあるそうです。

原画

原画はもちろん世界に一つしかないため、版画よりも値段が高くなります。

数百万円から数千万円までするものもあります。

展示会に表示されている原画も2千万〜3千万円に至ります。

パズル

ラッセンのパズルはネットやおもちゃ屋さんでも手軽に購入ができます。

ピース数やサイズにもよりますが、2千円、3千円程度で買えるものが多いです。

パズルをしながらラッセンのアートを楽しめるのはいいですね!

ラッセン死亡?

ネット上で「ラッセン」と検索すると検索候補として必ずでてくるのが、「ラッセン 死亡」というワード。

ラッセンは過去の人で、現在は無くなっているかと思ってしますのですが、そういうわけではありません。

ラッセン氏は現在もちろん生存されています。

実際に「ラッセン 死亡」と検索してみても、でてくるのは全く関係のない情報ばかり。

これは私の個人的な憶測ですが、バブル期に日本で大流行はしたものの、私のようなゆとり世代にはそこまで馴染みがないです。

近年芸人などにネタにされたりすることで、ラッセンを意識した人が現在も生きているのかを確認する意味で検索してるのだと思います。

ラッセン批判が多い?

ラッセンについてよくあるのは、彼の芸術に対しての批評です。

「奥ゆかしさがない。」

表面的だ。」

と評価されることも多いです。

彼の作品が前述の通り、日本での人気が特に高いため、世界的な芸術家ではないとの声も多いです。

私は芸術について疎いため、芸術に対してとやかくゆうつもりはないですが、個人的には彼の作品が好きです。

自分の好きなハワイを題材としてるものが多いため余計にその魅力に惹かれてしまいます。

ラッセンのパズルを36時間かけてやってみた!

そもそも今回、僕がラッセンの記事を書こうと思ったきっかけはパズルを購入したことでした。

ラッセンのパズルの絵に惹かれて購入してみました。

パズルは世界最小の「スーパースモールピース」で2000ピースのもの。

作品の題名は「ドーンオブダイヤモンドII」

日本語訳にすればガイアの夜明けならぬ「ダイアの夜明け」とでもなるのでしょうか。笑

箱には製作時間は24時間から32時間と書いてありましたが、実際は36時間かかりました。

パズルピースはやはり小さいです。

こんな感じで進めてゆき。

糊付けをしたら…

36時間で出来上がりです!

ちなみに僕が使った額縁はこれです。

質感、色共に最高です!

まとめ

いかがでしたでしょうか。

ラッセンについて少しはわかりましたでしょうか?

パズルもとてもいい感じなので是非使ってみてくださいね!

それでは!